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履歴書の年齢と生年月日の欄を書く時に、あれっとペンを止める人がいます。満◯歳と記載があるけど、満ってなんだ?生年月日は西暦でいいのかな?細かな部分ですがうっかり失敗している人もいます。
今回は、そんな履歴書の年齢と生年月日の欄を書く時の注意点をお伝えします。
目次
履歴書の上部にある日付を基準に考える
大前提として、記載する年齢は履歴書欄の最上部にある日付時点での年齢にしてください。転職時期に誕生日が近く、履歴書の作成日と提出日に開きがある場合は特に注意です。
例えば、誕生日が10月10日の方が応募先企業から履歴書は面接日である10月13日に持参して下さいと伝えられました。そこで、前もって10月6日に履歴書を書こうとした時に悩んでしまうのです。
これに対する正解は、履歴書上部の日付は持参日の10月13日、年齢は10月13日時点の年齢にします。履歴書を書いた日の年齢でなく、履歴書の日付に記載した日を基準に考えるのです。
尚、この日付は提出方法によって変わります。以下のページで説明をしているのでご確認下さい。
生年月日は西暦と年号はどちらにするか
生年月日を書く時に、西暦で書くか年号で書くか迷う方がいます。これも前述したリンク先のページで解説しておりますが、どちらでも良いです。しいて言うなら、外資系など外国人の方が見る場合は西暦の方が親切ではあります。
ただ注意点が1つあり、それは先に伝えた日付含めて年月を記載する個所を西暦か年号かどちらかに統一して記載するという事です。同じ履歴書内では生年月日以外では次の個所が街頭します。
- 履歴書の一番上にある日付
- 学歴欄
- 職歴欄
- 免許/資格欄の取得年
加えて職務経歴書、送付状、封筒にて年月日を記載する場合も西暦か年号かを統一して下さい。日付に平成を使用したなら、その他も平成や昭和などの年号を使用し、2016年と記載したならその他も西暦表記を使用しましょう。
年齢の満の記載を理解する
履歴書の年齢を記載する個所は通常、「満◯歳」となっております。改めて満と記載されると、何か特別に計算が必要なのかと考えてしまう人がおりますが、前述した日付を基準に考えた年齢を記載すれば問題ありません。
満年齢の計算式
一応、簡単に計算式をお伝えします。現在の西暦からあなたの生まれた年の西暦を引いて下さい、加えて日付の時点で誕生日を迎えていなければその数字から1を引いて下さい。
例えば、1986年7月10日生まれの人で考えてみます。2016年10月9日の日付を履歴書に書いた場合は、2016-1986=30なので記載する年齢は満30歳となります。
次に、1986年3月10日の早生まれだった場合です。2016年10月9日の日付を履歴書に書いた場合は、2016-1986=30ですが、誕生日はまだ迎えていないので30-1=29となり、記載する年齢は満29歳となります。
数え年の存在
補足しておくと、この「満◯歳」とあえて記載するのは、年齢の数え方には「数え年」という別の計算方法が存在するからです。数え年は生まれた時点で1歳と考え、以降元日を起点に1歳ずつ加えていきます。
そして、この数え歳は昭和の初め頃まで年齢の計算として一般的に使用されていました。それと区別する為、あえて「満◯歳」と記載があるのです。
下手な小細工は信頼をなくす
最後に注意しておくことがあります。それは年齢を偽らないという当たり前のことです。しかし、私が知っている話で非常にグレーゾーンな手段に出た人がいたのでお伝えします。
その方は、29歳の女性でした。30歳目前で年齢におけるハンデを非常に気にしておりました。スケジュールの都合で面接を2週間後にすることになりましが、ちょうど5日後に誕生日を迎えて30歳になる予定だったのです。
そこで、彼女は敢えて日付を誕生日より前にして年齢を29歳と記載しました。つまり、面接日時点では30歳になるのです。人事はその点に気づき面接で年齢を確認しました。
選考に関しては、職歴に問題は無かったのですが年齢に関するハンデを消すための履歴書工作に社会人としての良識を疑い不採用にしました。
このような事が無いように、あなたも年齢の記載には注意して下さい。
まとめ
- 履歴書の日付を基準に考える
- 西暦と年号はどちらでも良いが統一する
- 年齢の満の記載を理解しておく
- 嘘をつくのはもってのほか、小細工もしない
簡単な部分なのでうっかりミスが無いように気をつけて下さい。