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ネットやテレビCMなどで「転職エージェントサービスを使って年収アップ!」という言葉を聞いたことはありませんか?
転職で今よりも年収が上がるなら興味を持つのは当然ですが、同時にうまいハナシには裏があると疑いたくなる気持ちもあるはずですが、実際はどうなのでしょうか?
結論からお伝えすると、求人サイトやハローワークを使うよりも転職エージェントを利用したほうが年収アップを実現できます。求人サイトやハローワークと比べても年収アップする人の割合は多いです。
そこで今回は、転職エージェントを利用した場合にどの位の割合で年収アップができるのか?またその金額についても解説します。
目次
転職エージェントで年収アップする人はどの位いるか
まずは実際に転職エージェントを利用して年収がアップする人はどの程度いるのでしょうか?これについては各社転職エージェントがその割合データを公表しているのでそこから読み解きましょう。
50~70%が年収アップしている事実
エージェント最大手のリクルートエージェント、準大手のパソナキャリアとワークポートの公表データでは次のような結果でした。
- リクルートエージェントでは転職者の62.7%が年収アップ
- パソナキャリアでは転職者の67.1%が年収アップ
- ワークポートでは49.4%が年収アップ、19%が現状維持
3社の状況をまとめると大体50~70%の転職者が年収アップしています。
実際に最大手のリクルートエージェントの転職者数実績は他社に比べて圧倒的なので、転職エージェント利用者の60%以上は年収アップが実現できていると考えて問題ありません。
他の手段に比べて1.5倍も高い
60%の人が年収アップといいますが、これは多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?
厚生労働省が2015年に実施した転職者実態調査では転職者で賃金がアップした人は40.4%と公表されています。
もちろん40.4%の中には転職エージェントを利用した転職者含め求人サイト、ハローワーク、コネ等の縁故等を使った転職者も入っています。
単純比較しても、転職エージェントを利用した方が1.5倍も年収アップする人の割合が多いです。
転職エージェントを利用した場合の年収アップの金額
エージェントを利用することで年収アップが期待できるコトはお分かりになったと思います。そこで次は具体的な年収アップの金額について説明します。
エージェント公表では100万円以内が約74%
こちらも先程と同じエージェントとして準大手であるワークポートが公開しており、年収アップをした人たちを100%とすると次のようになっています。
- 約74%が0~100万円の年収アップ
- 約26%が100円以上の年収アップ
現実は50万円以内or10%以内の年収アップ
年収アップした人の74%が100万円以内でのアップと聞くと夢がありますが、実際に転職エージェントである私の感覚では多くが50万円以内、または現在の年収の10%以内です。
Point年収400万円の人の場合
例えば現在400万円の年収の人なら401~450万円、または401~440万円といったところです。給与とすれば1~2ヶ月分アップするといった感じです。
ただ、まだ転職先の企業で仕事をして無いにも関わらず、転職するコトで既存の年収が月給1~2ヶ月分アップするので、やはり転職エージェントを利用するメリットは大きいです。
転職エージェント利用の年収アップのまとめ
最後にこの記事の要点まとめをしておきます。
- 転職エージェントを利用すれば60%が年収アップする
- 約74%が100万以内、約26%が100円以上の年収アップ
- 実際は多くが50万円以内の年収アップ、または現年収の10%増し
- エージェント利用では他の手段の1.5倍年収アップする人がいる